アニメと実写化リメイクの頂点

“アニメと実写は一見すると相反するものですが、中には上手くハマって成功している事例も少なからずあります。実写化の話が出る度に反対の声が上がるのは定番ですが、これは二次元を実写にする抵抗感を始めとして、キャストのミスマッチや原作無視などが懸念の理由だと思われます。

また、12話1クールのアニメ作品だと、全部で5時間くらいの内容ですから、それを実写で1時間30分~2時間程度にまとめるのは至難の業です。このような理由があるので、アニメの実写化リメイクが好まれないのも頷けます。

しかし原作の雰囲気を壊すことなく、上手く実写化に成功した作品は珍しくないといえます。
例えば、近年だとギャグ漫画原作の銀魂が好評で、キャストもはまり役揃いだったと評価されています。

アニメとは違い派手な演出は難しいので、映像的な見応えでいうと控えめですが、その分内容で観る人を惹きつける作品です。映像技術が先行するハリウッドだと、逆にこういったチープな表現は難しいですから、日本ならではの実写化リメイク事例だと考えられます。

やや古いですが、GTOも実写化に成功した作品の1つで、アニメとは違った意味で上手くまとめられています。元々実写向きの内容ですから、成功しても不思議ではありませんが、むしろ成功どころか大成功だといえるでしょう。他にも、主役の演技とCGの使い方がハマったデスノートや、ミュージカル風味な娯楽作品に仕上がっている、忍たま乱太郎も挙げることができます。

原作が漫画の作品が多く、まだまだ実写化に成功した作品は沢山あるので、頂点を決めるのは困難です。前評判が微妙でも、フタを開けて見れば原作に対するリスペクトが感じられたり、違和感なく楽しめる作品は少なくないです。

いくら原作が名作でアニメで成功していても、実写で台無しになったドラゴンボールのような事例もあるので、やはり抵抗感を覚えたり反対する人がいるのは仕方がないです。それでも、アニメの実写化リメイクが必ず失敗するという認識は間違いで、アニメと異なる表現に成功している作品もあるのは確かです。”