ロックダウン中に人気があった番組・チャンネルは?

ロックダウンで外出に制限が出た時、多くの人がテレビやインターネットを楽しんでいました。自粛期間中に皆さんに人気が高かったのは、アニメやニュース番組です。子どもが家にいる時にアニメを流していると退屈しません。「ドラえもん」や「名探偵コナン」は話数がたくさんあり見応え十分です。話題となった「鬼滅の刃」は子どもだけでなく大人も夢中にさせました。普段は仕事や学校で忙しく当初のブームに参加できなかった人も、この自粛期間中を利用してストーリーを追いかけました。いつもより時間に余裕ができたことで、新しい刺激を得ることができました。

新しい情報を逐一入手したり専門家の意見を聞いたりするために、ニュース番組を見る人も増えました。朝昼晩と1日中ニュースを発信しており、複雑な情報をシンプルにまとめた番組に視聴者は集まりました。また若年層を中心にインターネットを使う時間は増えており、動画配信サービスを通してアニメやドラマ、映画を見る人も多いです。動画配信サービスはたくさんの作品数を誇り、現在放送中のものから過去の名作まで揃っています。クロームキャストなどのメディアストリーミング用デバイスを導入すれば、テレビに映し出し家族で見ることもできます。

これらでは海外でも人気の「ウォーキングデッド」や「クリミナルマインド」などがランキングに入っていました。国内ドラマではテレビでの再放送の影響もあり、「野ブタをプロデュース」などの人気が高かったです。動画配信サービスの多くは月額を支払って利用するものですが、Youtubeのような基本無料のサービスも自粛期間の暇つぶしに役立ちました。子どもを中心に再生数を伸ばしているのが、HIKAKINやはじめしゃちょーのチャンネルです。

炎上商法とも呼ばれる過激な動画を投稿し話題を集めるYoutuberもいる中で、この2つのチャンネルは子どもが安心して視聴できる内容を心がけています。子ども人気の高さを踏まえて、子どもが真似をして危険な目に遭うことはせず純粋にゲームや企画を楽しむのが彼らの特徴です。外出ができなくてストレスが溜まっている子どもたちに、インターネットを通して笑顔を届けてくれました。特にヒカキンは自分の影響力をよく分かっており、先頭に立って医療従事者へ感謝を伝えるなどの動画を発信しました。子どもたちは彼の姿を見ることで、頑張っている大人への尊敬の念も抱きつつ自粛生活を過ごしていました。